BDSPについて言いたいこと(ネガティブめ)。

 

忙しくてまだバッジ半分までしか進んでないけど、

 

現時点でのダイパリメイクに対するわいの感想をまとめたい。

 

 

 

その前に、ポケモンリメイクに求められることと、今までのリメイク作品がなしてきたことをまとめてみたい。あくまで個人の意見。

 

①赤緑→FRLG

 

過去作との互換が失われた第3世代にて、

バグも多く仕様も粗削りだった初代をリメイクした作品。

モノクロからフルカラーへ。

第2世代で追加されたタイプへの対応やもちものへの対応。

新要素「せいかく」「とくせい」など第3世代的要素もしっかり対応。

初代151匹に加えて、一部第2世代ポケモンも登場。

 

初代を踏襲しつつ、ナナシマという新マップの追加。

ゲームハード的な面でのリメイクの意義は大きかったと言える

 

 

②金銀→HGSS

 

同じく互換のなかった第2世代を、第4世代にてリメイク。

第4世代からタイプ毎でなくわざ毎に物理特殊が分かれたことにもちろん対応。

ピカチュウ版以来のポケモン連れ歩き(しかも全種類対応)。

ガンテツボールの復活(おしゃれボールという概念が広がる)。

GBカートリッジの容量不足で削られたとされるマップ等も新規追加。

第3世代、第4世代の登場人物やストーリーに絡んだ要素も一部追加。

金銀マイナーチェンジ版であるクリスタルの要素を一部追加。

 

俺自身の思い出補正は少なくないとは思うが、

それでも、ゲーム内容的に充実したリメイクであったと言える

 

 

③ルビーサファイアORAS

 

第3世代GBAから第6世代3DSへのリメイク。

過去作を経由すればリメイク前からリメイク後へポケモンを移動できる初の作品。

第6世代の新バトルシステム「メガシンカ」に対応、一部新規実装。

キャラデザの大胆な変更(賛否両論あることはさておき)。

一部マップの大胆な変更(賛否両論あることはさておき)。

エピソードデルタの追加(賛否両論あることはさておき)。

 

各種要素に対して賛否両論あったイメージではあるが、

リメイクするというのはある意味こういうことなのかもしれないとは思う。

 

以上3作品リメイクは、同世代とほぼ同値のオンオフ問わずの交換、対戦が行えることは言うまでもない。

リメイク作品の楽しさの一つに、懐かしい世界感に新しいポケモンを連れていけることを挙げておく。

 

 

④赤緑(ピカチュウ版?)→Let'sGOピカブイ

 

初代から、第8世代?Switchでの再リメイク的作品。

今までの作品とは少し違うゲームシステムであり、

むしろポケモンGOを意識したシステムである。

出現ポケモンは初代151種+アローラの姿とメルタン、メルメタル。

ポケモンのアメというアイテムで能力値を上げる既存のシステムとは違う部分がある。

後発の剣盾とは同ハードであるものの、直接の通信はできず、

ポケモンHOMEを介して一方通行にポケモンを送れるのみである。

ポケモン全種の連れ歩きと一部騎乗も可能。

ストーリーはおおむね初代であるものの、主人公ライバルの世代交代があり、

初代主人公ライバルが登場する。

 

懐かしさを感じつつ新ハードでのグラフィックやサウンドを楽しめるという長所と、

限定されたポケモンで本編とは異なるゲーム感に不満を抱く場合もある。

 

 

 

 

そして、今回のBDSP

 

剣盾と直接の通信は出来ない(今後HOMEに対応なので、BDSP→剣盾の一方通行か?)

DSからSwitchへの移行により画面が減っており、タッチ操作中画面が占領されるため、画面が減っていることの悪い部分が目立つ。

(おそらく)第4世代までのポケモンしか出現しない。

マップ画面でのキャラの謎デフォルメ。

せっかくの連れ歩き機能なのに、イベントでキャラに干渉したり、扉が閉まって外にポケモンが置き去りにされたり、狭い空間で謎挙動を起こしたりしていて残念。

ダイパのマイナーチェンジ版であるプラチナの要素が盛り込まれているわけでもなさそう(ストーリー、やぶれたせかい、ポケッチの操作感、ポケモンの出現率など)。

対戦にダイマックスやメガシンカが実装されているわけでもない(たぶん)。

レートバトルがない。

 

 

以上を踏まえて、個人的には

 

 

「今回のリメイクいる?」

 

 

が率直な感想である。

 

 

 

ダイパリメイクは、ORAS以降、ポケモンの話題が盛り上がるたびに騒がれるほど期待されていたものであるが、その期待に対して今回の作品の出来があまり良くないような気がする。個人的には、最新ハードのグラフィックやサウンドで焼き直ししたコピー品なだけだと思ってしまう。

 

上記の通り、リメイク作品の楽しさの一つは、懐かしい世界感に新しいポケモンを連れていけることであり、第4世代の舞台シンオウ地方に第5~第8世代までのポケモンが、せめて一部だけでも連れていくことが出来たなら、自分の中でここまでマイナスな評価にはしなかったと思う。

がっかり感が、上記のマイナスポイントに加算されて悪目立ちしている。

 

 

 

好意的な意見を言うと、

ポケモン本編を初めて外部の会社に制作を委託?したことは、おそらく制作陣や株ポケ的には挑戦であるのかなと思っていて、もちろん初めてなので、いろいろ探りながらやったりとか、いろんな大人の事情が絡んで大変だったのだろうなと推察される。

ポケモンというコンテンツを成長させるために、株ポケやゲーフリもいろいろ考えてやったり、今回ILCAさんも頑張って制作してくれたのだとは思うし、今後もポケモンを盛り上げるためにみんな頑張ってほしい。

今回のあんまり評価をもって、「外部委託やめろ!」というつもりは全くない。

ただ、今回の意見は今後の参考にしてもらうためにもしっかり表明するのがユーザーの責務であると思う。

 

 

 

とはいえ、まだまだBDSP楽しみます。

 

そして来年のポケモンLegendsアルセウスに備えるのだ!